屋根裏部屋の公爵夫人
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屋根裏部屋の公爵夫人

林マキ/もり/アオイ冬子

序盤がツラすぎましたが良かったです

ネタバレ
2020年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤(少なくとも2巻まで)が読んでて気の毒で、イライラしてツラくなります。2巻では公爵の領地管理人の不正を暴き、家のために奮闘しているのにも関わらず、頭の悪い無能な公爵にはまったく響かず、使用人達もバカばっかりです。極めつけは公爵の幼なじみの愛人とその母親ですが、単純に主人公が自分達に「不当な。笑」嫌がらせをしていると思い込んでいます。

この様に救いようもないバカばっかりに囲まれていて、とにかくイライラし通しでしたが、3巻からはどんどん月日が流れ、危なっかしい公爵もなんとかまともになって、ようやく面白くなってきました。

予想通り隣国のナンタラ侯爵になっていた想い人な彼とも結ばれるようで、ヒヤヒヤしながら見ていましたが、とても良い第1幕の終わり方でした。

賢いお嬢様が活躍する話は好きですからこれからも期待しています。
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