このレビューはネタバレを含みます▼
私はこんなにも誰かに一生懸命にされたことがあったかなぁ…と、一通り号泣した後思わされました。
それと共に、私も誰かに一生懸命に向き合えるのかなと。
何度もマリコを助けるが、果たしてマリコが救われてきてたのか。
現実に置き換えたら、シイちゃんの様に行動できる勇敢さも希にないけど、正しい行動なんだけど。
作中で1回も自分からシイちゃんに助けを求めないマリコと、変質者に襲われている女性徒と姿が重なって心の叫びが聞こえたとき、本当の叫びは大声などでは無いんだと気づかされました。
マリコはシイちゃんを置いていってしまったけど
誰がシイちゃんを救えるのか…。
マリコとの最後の手紙が、シイちゃんを救ってくれることを願ってます。