このレビューはネタバレを含みます▼
あー…終わっちゃいましたね。楽しみが一つ減ってしまった寂しさはあれど、読者の期待を裏切らない素晴らしいフィナーレに、心からの拍手を。
シリーズ初期の頃の『事件に巻き込まれた一般人が語り部の短い話』がいっぱい読める形式も好きですが、主要人物たちのキャラが立っているからこその長編も読み応えがあって良いですね。プロの中のプロ、最高の仕事人たちが本当にかっこええんです。正式に9直属の部下となった異端のDたちの、今後の活躍…暗躍に期待ですね！しかし9直属か…フランツさんが拗ねないか心配だ…。
ところで暗殺者の皆さん、結構デカい得物の人が多いですね。大鎌とか色々邪魔じゃないんですか、普段からそれ持って移動するんですか、そもそもそれ本当に使い勝手いいんですか、て、シロートな私は素朴な疑問を抱いてしまっていたのですが、今回、9が殺し屋さんの得物を窓からポイしながら「使い勝手も悪いですし」と明言してくださったのが地味に嬉しかったですw「ですよねー！？」て全力で同意しました。
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