このレビューはネタバレを含みます▼
結論を言うと番システムがあるオメガバースに於いてそのシステムを否定するかのような斬新な内容でした。
Ωの柊くんの発情期に放つフェロモンの量は、一般のΩと比べても多いという設定なのに番にならないとか周りに非常に迷惑過ぎる。
柊くんの両親にしたって母親の頸に歯形があるもののそれは父親のものではないと説明にあり、番になっていない。
誰に噛まれたのか謎ですが、私の認識ではΩはαに噛まれるとその人以外の人は愛せないというものだったのですが違っていたのかしら?
もしくはαに噛まれたのではない?でも歯形が残るのはαに噛まれた時ですよね?
それとストーリーも回り道し過ぎて内容的に1冊に纏められたのではないかなと思ったりもします。
絵は他の方のレビューにもある通り好みが分かれると思いますが、私は綺麗であるかどうかより兎に角読むのに疲れました。
もう一度読むという選択肢はありません。
以上のことを踏まえて高評価の多い中で低評価で申し訳ないです。