刃牙道
」のレビュー

刃牙道

板垣恵介

徳川、お前だけは許さん

ネタバレ
2020年3月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 真剣勝負を本当に「真剣」勝負に掘り下げてしまった作品。
宮本武蔵自体は過去作でも強者の象徴として出てきているため、強さの限界に来てしまったかのような刃牙達を更なる高みへ導いたことは素晴らしい。

しかし、自分のエゴのために武蔵を復活させ、一般人である警察官が殺される切っ掛けを生み出した徳川、お前だけは許さん。
ピクルまでは許す。あれは「居た」のだから仕方ない。
しかし、孤独な武蔵は完全に生み出されたものだ、結婚相談所の一線を超えてしまっている。
武蔵と立ち会った闘技者が徳川を恨むことは無いだろう。弱いのが悪い、それしか言えない純粋な人達なのだから。
あの邪悪な金子の化け物は、ピクルvs愚地克己の時に独歩が殴っていれば良かったのだ。
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