このレビューはネタバレを含みます▼
一冊丸々表題作です。
初めての作者さんで、好みにハマらなかったですが、絵もストーリーもそこそこしっかりしてるので、読んで損は無いと思います。
ただ個人的には、男同士の葛藤みたいなのは無いですし、よくわからないトントン拍子具合に入り込めず。
あと単純に好みの問題ですが、この絵でこのストーリーなら、出会いのシーンはともかく普通の時系列を追ったストーリーでも良かったんじゃないかと思います。
最初にエロを持ってきてて、それがまたきれいな顔に似合わずエロ本的だったのでちょっとガッカリしてしまった。
…エロにもう少し情緒があればこれも良かったかもしれないけど。
擬音のチョイスや頻度、エッチなシーンの線の粗さ、前面に性欲を押し出したセリフ、頻出するお尻からの描写(1ページを4コマに分けて全コマお尻からって…と思ってたら後半に3コマに分けて全部お尻からもあって遠い目になった)が合わなかった。
会社や駅のトイレで個室をガタガタさせながらするのも好きじゃなかった…。