このレビューはネタバレを含みます▼
最新17巻まで読みました。
登場獣?それぞれが持ってうまれて与えられた自分の存在に、苦悩や誇りをもって生きる姿に魅せられます。それが思春期?の年代の甘酸っぱい気持ちとともに描かれています。
物語のはじまりは、学校で起きた一件の食殺事件から始まっていきます。『犯人は・・・この学校にいるのか?』
肉食獣として生まれたレゴシが感じる草食獣と肉食獣との隔たりが物語の大きな軸になっており、何度も大人社会での生き方とはどういうものかという場面に、否応なく直面させられるレゴシの思いや行動に目が離せなくなっていきます。
この作者さんの画風である、描線のざらっとした感じの表現がとても素敵です。
そのタッチが時に優しく、時に残酷に見える感じが引き込まれます。
内容的には
第一部:チェリートン高校編という感じ
で
第二部:メロン編ですかねえ
17巻ですとまだ中盤といったところでしょうか。
第一部の物語の展開がめまぐるしく変化するジェットコースター的なひやひやとスピード感は第二部の今は控えめで少し引き延ばし感もありますが、すっごく面白いので
これからも読み続けます。
おすすめ。
個人的には