このレビューはネタバレを含みます▼
おうち時間が長くなって、自分をキラキラとお洒落にする意識が遠ざかっている中、そう言う意識が芽生えてくる作品。
表紙の絵柄が綺麗だったので、それに惹かれて購入。
買って正解でした。
実は1話の段階から、光ってもしかして…?と思い、そうであったらいいなぁと思っていたので、1話のラストでガッツポーズするくらい、わたしには嬉しい流れでした。笑
言わずもがな、圧勝の光派です。
主人公のはるかは、自分の元々の見た目や、それを磨いていくことに後ろ向きで、どうせ…と思ってしまう部分は、容姿に自信のない女の子特有の女の子としての嫌な部分ではあるけれど、
そう言う自分がみっともないと言うか、恥ずかしいなと即座に気がつける、とても素直で明るい良い子です。
誰かを偏見の目で見たり、差別したりするような子でも無いし、自分に対する女子力や女磨きという点に気後れして、それ故に華やかな物全てに気後れしてしまうため、都会での暮らしに馴染みきれずにぼっちになってしまい、後ろ向きになって卑屈な言葉も出てしまいますが、
その卑屈さをすぐに自覚して、反省できるのあたり、本当に真っ直ぐな良い子です。
光と出会ったことで、女の子の自分を楽しむための努力を前向きに出来るようになって、元来持ち合わせている明るくて人懐っこい面がどんどん引き出されてきて、見ていて本当に気持ちが良い。
光も見た目や表面上の性格から誤解されたりすることも多かったでしょうが、言葉はストレートできついところがあるけど、とても思いやりがあって優しい子。
これからどうなるのか、とても楽しみです。
早く発売されないかなと待ちわびています。
割と早めに完結してしまいそうな雰囲気もあるのですが、出来れば沢山続いてほしいです。