口の中の舌
」のレビュー

口の中の舌

ニャンニャ

形は違えど

ネタバレ
2020年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 真っ直ぐな愛を持つルーク、コンプレックスを伴った愛を持つエリック。形は違えど、2人はお互い強い愛を相手に向け、持っている。しかし愛の種類が違うため、中々融合し合えない。わかるなぁ・・・
読んでる私は、違うんだってルーク、拗らせてるだけだからエリックを諦めないで・・・とか、もっと素直になれよエリック、そんな時は甘えちゃえ!と思うんだけど、それは側から見てるから。実際我々にもこういう渦中にハマっちゃう事ある。そしてルーク側になったりエリック側になっちゃったりする。
全く愛が強ければ強いほど、融合は奇跡。確率が低くなり、結果互いの真実を知らぬまま離れてしまう事多々。だからこそ、2人に奇跡が起きた瞬間・・・融合し合えた瞬間、涙が出ちゃうんですよね。そして各々のシーンに様々な気持ちを持った艶シーン。一見ただヤってるだけに見えて、よく観察すると互いにの気持ちの推移がよく現れている♦ニャンニャ様の描く世界は、このパターンが多いのですが、常にワンパターンにならぬ新たな種類があり、全く飽きません。いや、それどころか、作者の創り出す甘い甘い世界観にいつの間にか溺れ、抜け出せなくなってしまっている自分に気付きます🖤
次作出るまで繰り返し読んでは震え涙しちゃう😄
お勧めです🍒
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