壮大な物語





2020年5月18日
及川奏人(弟)×及川七緒(兄)
七緒の家に2歳下の異母弟、奏人が引き取られた。七緒の母から虐げられる奏人。それを庇う七緒と奏人の間に絆が生まれる。母の不審な死。毎夜見る夢に怯える奏人。ある時から七緒も夢にうなされるように…謎が複雑に絡み合うオカルトサスペンス。
※エグいシーンに注意
過去の出来事、民俗学的要素、サイコサスペンスな面もはらむ壮大な物語。エグいシーンでのダメージは多少ありますが、読後感は良いです。
謎が気になり、怖い物見たさもあり途中から止まりませんでした。
過去の話は昔話から学ぶ教訓のような感じ?自分の利益を優先にした、たった1つの過ちが全てを壊してしまう。そして、その業をずっと背負っていかなければならないこと…。切ないです。
そして、人が壊れる瞬間を何とも不気味に、心に迫る描写で書かれていて、そのシーンが心に焼き付いてます。辛さ、苦しみ、怒り、やるせなさ、その思いに共感できるからこそ、その境界線の危うさを感じずにはいられない。
萌えはないけど、話としてすごく面白いです!BLというより、サスペンス小説を読んでるようでした!!
これ読んでて北海道のヒグマの話を思い出しました。
七緒の家に2歳下の異母弟、奏人が引き取られた。七緒の母から虐げられる奏人。それを庇う七緒と奏人の間に絆が生まれる。母の不審な死。毎夜見る夢に怯える奏人。ある時から七緒も夢にうなされるように…謎が複雑に絡み合うオカルトサスペンス。
※エグいシーンに注意
過去の出来事、民俗学的要素、サイコサスペンスな面もはらむ壮大な物語。エグいシーンでのダメージは多少ありますが、読後感は良いです。
謎が気になり、怖い物見たさもあり途中から止まりませんでした。
過去の話は昔話から学ぶ教訓のような感じ?自分の利益を優先にした、たった1つの過ちが全てを壊してしまう。そして、その業をずっと背負っていかなければならないこと…。切ないです。
そして、人が壊れる瞬間を何とも不気味に、心に迫る描写で書かれていて、そのシーンが心に焼き付いてます。辛さ、苦しみ、怒り、やるせなさ、その思いに共感できるからこそ、その境界線の危うさを感じずにはいられない。
萌えはないけど、話としてすごく面白いです!BLというより、サスペンス小説を読んでるようでした!!
これ読んでて北海道のヒグマの話を思い出しました。

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