淡海乃海 水面が揺れる時
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淡海乃海 水面が揺れる時

もとむらえり/イスラーフィール/碧風羽

武将いっぱいで濃ゆい

2020年5月18日
歴史に明るいおじさんリーマンが、戦国の辺境大名に転生。朽木越えの元綱モデルとは、コアな良いとこ突いてきてテン上げでした。
家督を継いだ幼児が天才ぶりを発揮し(中身おっさんだもんね)、富国強兵&石高増領に努める発展系です。
そして史実に沿わない完全別物。豪傑たちとどう折り合いをつけるのか…歴史を知っているという転生アルアル前提がどこまで通用するのか気になります。三英傑を差し置いて成り上がる展開もあり得る。
ただ普通は幼子相手なら、初めこそ傀儡を疑うか侮りそうなものなのに、対等以上の体でくる諸侯にはジーザスでした。
読み応えがありおまけも充実してて、いつも読まないノベル部分まで読んでしまいました。
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