ひだまりが聴こえる -リミット-
」のレビュー

ひだまりが聴こえる -リミット-

文乃ゆき

人物が魅力的

2020年6月15日
聴覚障害とどう向き合うかをテーマの根幹に置いてある為か、生々しいBL要素は薄いです。
航平と太一の関係だけでなく、友人や祖父母など周囲の人もきちんと作品の中で生きていて魅力的です。
ただ、テーマが重い分航平の心情が堂々巡りしており、一向に進展がないというか、後退しているというか…。
リミットでは、一・二作目で確かめあったことはどうした?的なジリジリ感が私の中で常につきまとうのが残念でした。
一・二作目は話がまとまっていて好きです。
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