このレビューはネタバレを含みます▼
もはや、漫画ファンには説明の必要がない大名作ですよね。キャッツアイ連載時の「ジャンプ愛読者賞」参加作品で(読者投票により選出された10人の漫画家さんが、1週毎に読み切り作品を掲載し、投票により最優秀作品が決まる。1位、2位の作品の作者と、読者5人はヨーロッパ旅行に行けるという、当時の少年漫画界の最大のイベント)、その年のぶっちぎりの第1位でした。/ キャッツアイ連載終了後、ほどなくして連載が始まりましたが、最初の数話は、ハードボイルド路線がなかなか少年読者たちに受け入れられず、アンケートも低迷したらしいですが、パートナーである「香」の登場により、徐々にコメディ色が出て、基本路線とうまく融和して、結果、キャッツの2倍の連載期間となる、超大ヒット作となりました。/ この作品といえば、なんといっても「もっこり」が有名ですが、意外に?少年漫画史上、はじめて「セッ〇ス」という言葉を明記したともいわれています。(実際に、そういうシーンがあります。)/ 唯一、難点をあげるとすれば、当時から「疑問視」されていた「ロリ〇ン」の言葉が、歌舞伎町の店の看板などに何度も出てくることかな。/ それでも、総合点1万点満点の超超名作です!