このレビューはネタバレを含みます▼
まだ、途中までしかですが…
外見は、ごくごく平凡というか、どちらかといえば「いじめられる側」に見える主人公が、記憶をなくし、周囲の人物から、自分が、救いようがない「悪魔」だったと知らされるところから、始まる…
そこから「無垢」の状態に戻った主人公が、良心の呵責に苦しむかといえば、そうではなく、むしろ、だんだん、悪魔としての表情を取り戻しながら、過去を確かめていくという展開は、かなり、グロというか、胸糞への耐性がない人だと、無理だと思います。
もう、「いじめ」という表現におさまるものではなく(ある程度のいじめなら、許されるというものではありませんが)、傷害致死レベルで、主人公は、人格異常者として「医療少年院」送致すべき、二度と世間に戻してはいけないほどの、ゴミクズです。
この華奢な体で、どちらかといえば、本当に「さえない風貌」で、どうして、これだけの犯罪者グループのリーダーにまで、なることができたのか。
物語が進むうちに、明らかになっていくのでしょうが、よほど、ホラー好きの人でなければ、わかったとして、読んだとして、なにも残らないような気もします。
この「紹介画」?に「騙されて」はいけません。
まさに、羊の皮を被った悪魔が主人公です。