春を抱いていた ALIVE
」のレビュー

春を抱いていた ALIVE

新田祐克

多くの人に読んで欲しい!

ネタバレ
2020年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前シリーズを一気読みした後、ALIVEを読むに当たって何気なくレビューなどを読んで、ぼんやりと結末について知ってしまいました。でも自分は好きな作品の世界に思い切り引きずられてしまう質なので、覚悟を持ってラストを読めて良かったと思いました。フェアじゃないけど、それだけ読者にとって消化するのが難しいラストだと。でも先生がずっと決めていた結末でこれがふたりの愛のカタチ。何とか何とか自分の中で消化しなければと読者は色々なことを考えさせられると思います。描き下ろし番外編があってやっと何とか自分の中でもケリを付けられそうな気がします。1巻からラストに至るまでの数々のエピソードで、長年積み重ねてきたふたりの絆はやっぱり揺るがない!ラブラブ!と言うのをこれでもかと言う程見せつけられて良かったです。ラストが完全に消化できるまではそれに縋ってシリーズ全巻何度も読み返したいと思います。このように出逢えて良かったと心から思える作品は稀有だと思います。
いいねしたユーザ4人
レビューをシェアしよう!