親父
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親父

もりやまつる

親父の愛し方に心が震える

2020年7月12日
親父の愛は、相手をただ守るだけの物ではない!
一度愛せば相手に一片の疑念も持たず、自分の全てをその人に託す。信じ抜く。
紛う事無き愛情を、信頼を向けられるからこそ、相手は自分を信じ、立ち直れるのだろう。
親父は愛する人の為に闘うが、それはただ守るだけ、与えるだけのもので無い。
必死に崖をよじ登り、何度落ちても、下で受け止めてくれる様な存在。
だから、一度親父に触れ合えば、諦めずに歯を食いしばれるのだろう。

久々に名作が読めました。ありがとうございます!
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