舞妓さんちのまかないさん
」のレビュー

舞妓さんちのまかないさん

小山愛子

大好きな作品です。

2020年7月31日
登場人物の互いを思う気持ちが、心理描写を通して痛いほど伝わってくる。
穏やかな日常の中に、かけがえのないものが詰まって、その一つひとつをすくっては、こぼれることの無いように、薄くも丈夫な幾重の布で包むような。
決して一方通行でない、絆が交差する。
人間って色々な感情があって、そのどれもが自分で。
全部受け止めて、丸ごと愛してあげたいなと改めて思うような、そんな作品です。
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