このレビューはネタバレを含みます▼
1巻 我が道を行く人気ミステリー作家の串田×串田を思う担当編集者の神凪。古い信仰が根強く残る閉鎖的な孤島で、7年ぶりに開かれる大祭。串田に請われて仕方なく地元の島に帰る神凪。
実家と神社を繋ぐ隠し通路。祭壇に飾られた乳児の白骨。切断されたつり橋のロープ。死人。神隠し?と盛りだくさん。因習怖い。
話は起→承までは煽り、転→結でぬるくなりました。最後のオチはびっくり。串田は心の整理ついたのでしょうか……。
2巻 恋人同士になった二人。ある日、串田の元に謎のミステリーツアーへの招待状が届き、神凪は嫌々行く羽目に。ツアーを計画したのは神凪の元彼。今彼と元彼に挟まれるツアーとか居たたまれない……。
金●一少年的な雰囲気を醸しながら、山深い過疎の村で起きた殺人事件。最初はあれっ?な感じでしたが、トントン拍子に話が展開。
最後の最後でちょっと汚名返上しましたが、串田の言いがかりやダメ人間ぶり、訳が分からない態度にちょっとイライラ。それと、女だから鍋を取り仕切る話は必要?