神に愛された子
」のレビュー

神に愛された子

氷野広真/鈴木カタル

キャラや聖獣たちは可愛いのだけども

2020年8月3日
善行のかぎりを尽くしたかの様なお爺さんが亡くなったのち、異世界に神に愛された子と言う称号を持って転生する話。
もう、内容が無理やりすぎる。
まず天界にある霊体が黒ばかりの中で唯一白い霊体の主人公。生前良い行いをしたからだと言われていたがどんだけのことをすれば1人だけの白い霊体が生まれるのか。そんな霊体を見た神様がその霊体の持ち主は、いずれ神になれるだろうと思い、試しに異世界へ転生させてみたとか。いやその流れならもう神にして良くない?
そしてそのお爺さん。転生系の話にとても詳しく、理由は近所の子供達とゲームなどで遊んでいたからだと。テンプレなんて言葉が出るくらいなのだからそれはもうニートの様に遊んだのだろう。
途中であかちゃん言葉で『はい』と返事しようとして『ふぁい』と言っていたり、魔法の家庭教師が[魔法均一]とか言う特に説明が無いのを3日で習得させ、そこから2年後に属性魔法の練習をしてて空白の700日がどこにいったのかとか、終始キャラがコロコロ変わるハーフエルフやらが出てくるとか、特に深い内容のない冒険者ギルドの回があったりするが、割愛。
なんやかんやあって聖獣3匹を引き連れ学校に行くのだが、最初は怪しまれるからと留守番させてたが、何を血迷ったのか急に学校に連れ出す様になり学園長に聖獣だとバレる。そこは我が儘そうなクマがいるんだからその子が勝手に学校に来てバレたとかで良くない?実際勝手に来てたし。
ハッキリ言うともう少し考えて書いて欲しい。あまり辻褄合わせのその場しのぎでストーリー決めてるといずれ破綻してしまうと思う。
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