失っていたのは出会った頃の姿。記憶よりも





2020年8月4日
「覚えているかい?」「いいえ‥でも‥覚えていたかったー‥」
ヒロインの感情がほとばしるこの場面はとっても大事でしょう。瑚白先生の絵も、二人のコネチカット行きを彼に決意させるキー場面にしているが、ここはもう少し読み手の私も、同調して盛り上がりたかった。ここに至るまでのプロセスも、やや線が細い印象。
自由で型にとらわれないヒロインの人生を楽しむ生き方を気に入っていた彼は、なぜそこをヒロインに変わりゆくときに口を挟まなかったのだ?
ここは他のレビューアーさん達と同意見。
彼が少しひ弱に見える。絵の顔つき体つきが小柄に感じる。
邪魔物として遠ざけられる、私には現実感を持って読めたが、悪役さん、絵的情報が分かりやすい悪人ぶり。時代劇のお代官様ばりの悪企み表情とか、もうあからさま過ぎて、図式の単純化には良かったかも知れないが、ストーリーの底が早くから見えた点は、「優秀な秘書」だと信頼する彼が間抜けに映って、余計に彼のことをヒロインが完璧と思うさまに、私の納得感弱くなった。ヒロインも自由に生きてたという割には、かなり幼そうに見える。
HQには記憶喪失物多くて、いろいろな記憶喪失物を楽しんでいるが、何度か調子を崩し、彼がどんどんヒロインと別れる気なんかなくしていくところ、もう少し楽しみたかった気はする。
コネチカットの家は週末用の別宅であるなら、子どもが生まれたら、マンハッタンが本拠地になるのか、そこ疑問はある。
もうひとつも全くの余分な好奇心だが、秘書の後任探しは難航しそうだ。
ヒロインの感情がほとばしるこの場面はとっても大事でしょう。瑚白先生の絵も、二人のコネチカット行きを彼に決意させるキー場面にしているが、ここはもう少し読み手の私も、同調して盛り上がりたかった。ここに至るまでのプロセスも、やや線が細い印象。
自由で型にとらわれないヒロインの人生を楽しむ生き方を気に入っていた彼は、なぜそこをヒロインに変わりゆくときに口を挟まなかったのだ?
ここは他のレビューアーさん達と同意見。
彼が少しひ弱に見える。絵の顔つき体つきが小柄に感じる。
邪魔物として遠ざけられる、私には現実感を持って読めたが、悪役さん、絵的情報が分かりやすい悪人ぶり。時代劇のお代官様ばりの悪企み表情とか、もうあからさま過ぎて、図式の単純化には良かったかも知れないが、ストーリーの底が早くから見えた点は、「優秀な秘書」だと信頼する彼が間抜けに映って、余計に彼のことをヒロインが完璧と思うさまに、私の納得感弱くなった。ヒロインも自由に生きてたという割には、かなり幼そうに見える。
HQには記憶喪失物多くて、いろいろな記憶喪失物を楽しんでいるが、何度か調子を崩し、彼がどんどんヒロインと別れる気なんかなくしていくところ、もう少し楽しみたかった気はする。
コネチカットの家は週末用の別宅であるなら、子どもが生まれたら、マンハッタンが本拠地になるのか、そこ疑問はある。
もうひとつも全くの余分な好奇心だが、秘書の後任探しは難航しそうだ。

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hm さん
(女性/40代) 総レビュー数:0件
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romance2 さん
(女性/60代~) 総レビュー数:1852件