ほぼ会話、でも楽しい。





2020年8月10日
酔ったら口説き癖のある大学生、見知らぬ男とベッドで朝を迎えるがさすがに男は初めて。男は背中に彫りのあるヤクザで即執着してきて、というお話。溺愛はご馳走。テンポもいいし簡単な文なので楽しく読んでいたのですが、他の低評価レビューを見て納得。ほぼ会話分です。例えば風景背景や感情、そういう何かを想像させて余韻を楽しんだり感じさせる文、本としては1番大事なところはほぼありません。樋口さんとか沙野さんあたりを並べて開いてみるとよくわかるかも。明らかにkids本レベル。勝手にやられて2日で落ちるんだからお粗末そのもの。でもね、溺愛好きには美味しい設定なんです。イケメンヤクザの溺愛だよ?年下美形を何年も前に見染めちゃうんだよ。それだけで楽しいんだよね。でも続編は買わないな。

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