ヒナまつり
」のレビュー

ヒナまつり

大武政夫

独特なテンポの不意打ちで笑わせにくる

2020年8月12日
何てこった最終巻が出てしまった…
フンフンと読み進めていると死角からフックを食らう、みたいな
独特なテンポのギャグ漫画でした。
作者様10年間ありがとう…けっこう寂しい。
超ユニークでした。

まさか爽やかな読了感で終わる作品だと思っていなかったので
少し悔しいぜ…!ヒナまつりのくせに…!
どうしても癖の強いキャラ達に目を引かれますが
結局この漫画で一番大切な要素は、
新田が愛情をもってヒナを育て続けた事だったのかな、と勝手にしんみり。

ゲスだったり非常識なキャラが多い中、
最初はアレだった主人公ヒナが
じわり…じわり…と10年の連載期間で成長したのがとても感慨深かったです。
「物語が展開しやすくなった」と言うあとがきを読んですごい納得(笑)

いや〜本当に終わっちゃうのかー…
大武先生の次回作にご期待下さい!して待ってます。
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