感動の最終回!





2020年8月13日
オメガバース嫌いな私の評価を180°変えた作品です。ありがちな運命の恋人とやらのグロテスクさを暴いた意欲作です。ユカが幸せだと告げた時に号泣した薫はずっと一人で、ユカから運命を奪ってしまった自責を抱いて来たのだなあと薫の男前さにひたすら痺れました。地味だけど深みのある男、薫。運命の大河よりカッチョイイです。大河があれほど運命に拘ったのは恐らく生い立ちに理由があったのでは、と勝手に推察しました。呪いのような運命に拘って目の前の運命を取り零した大河も、漸く呪縛から開放されて運命より強い愛に辿り着きました。
個人的にはΩ作品で一番お薦めしたい作品です。絶対に三巻まで読了下さい。
個人的にはΩ作品で一番お薦めしたい作品です。絶対に三巻まで読了下さい。

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