ハレとモノノケ
」のレビュー

ハレとモノノケ

暮らしを丁寧に

2020年8月17日
様々な薀蓄や古民家等の作り、使い方をとても丁寧に描き表現していることで作品の世界観を作り上げ、ファンタジーに納得感を持たせる作品です。
身体を重ねるシーンも丁寧というか、感情一つではない生々しさを表している気がしました。
小気味良い二人の掛け合いは見ていて気持ちが良く思わずクスッとさせます。私もあんなボキャブラリーがポンポン出てきたいものです。
ただ、雰囲気を重要視しているせいか、感情移入をしきれない部分があり二人の感情を推察する作業が入ってしまいました。
そしてどうしても某侍の顔がちらつきあの顔に逐一頭の中で見比べてしまうという作業も追加されてしまいまして…(笑)これも入り込め切れない理由の1つになってしまったのではと思われます。
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