不老不死のモノノケ×山暮らしの高校生





2020年8月19日
民俗学の興味惹かれる部分をギュ~~っと詰め込んだ素晴らしい作品でした。
ストーリー良し。背景の描き込みがすごい。読後の満足感が素晴らしい。
上巻では出会いからふたりの距離が安定するまでが描かれており、下巻ではイチャラブ度が増します。ぜひ上下巻まとめてどうぞ!
ふたりの心の距離が少しずつ近づく様子が自然に丁寧に描かれていて、日常に溶け込むように静かに温めていく愛情が心地良かったです。
そしてトキと八潮の会話もこの作品の魅力です。年の功を醸し出すトキが本当にドツボでした。
セリフ(吹き出し)が意外と多く、それでいて割と淡々とした会話が多いのに、テンポがすごく良くて、尚且つ言い回しもクスっと笑える面白さがあるのでサクサク読めてしまいます。
嫌なキャラがいなくて心穏やかに読めるのも良い。
えちは下巻に割とガッツリ。何だか神聖なものを見ているようでした。これが神聖な山パワーか…。
ドラマチックな演出や派手さはないし、ふたりの過去の詳細とか世界観の説明とかは特に無いので、大恋愛を期待している人や、1から10までわかるように説明してほしい!って人は物足りなく感じるかも。
想像するに難くないですが、トキと八潮それぞれが出会うまでの詳しい前日譚は、普通に気になるので番外編とかで読みたいものですね。
寿命の違うふたりの未来がどうなるのかは神のみぞ知るって感じでしょうが、彼らはいつか死が分かつその時まで、変わらず一緒に美味しいものを作って食べて、時代に左右されないハレの日を共に過ごしていくんだろうなと思える空気感が最高でした。
あ~読み終わるのが名残惜しかった。きっと何度も読み返すことでしょう。
ストーリー良し。背景の描き込みがすごい。読後の満足感が素晴らしい。
上巻では出会いからふたりの距離が安定するまでが描かれており、下巻ではイチャラブ度が増します。ぜひ上下巻まとめてどうぞ!
ふたりの心の距離が少しずつ近づく様子が自然に丁寧に描かれていて、日常に溶け込むように静かに温めていく愛情が心地良かったです。
そしてトキと八潮の会話もこの作品の魅力です。年の功を醸し出すトキが本当にドツボでした。
セリフ(吹き出し)が意外と多く、それでいて割と淡々とした会話が多いのに、テンポがすごく良くて、尚且つ言い回しもクスっと笑える面白さがあるのでサクサク読めてしまいます。
嫌なキャラがいなくて心穏やかに読めるのも良い。
えちは下巻に割とガッツリ。何だか神聖なものを見ているようでした。これが神聖な山パワーか…。
ドラマチックな演出や派手さはないし、ふたりの過去の詳細とか世界観の説明とかは特に無いので、大恋愛を期待している人や、1から10までわかるように説明してほしい!って人は物足りなく感じるかも。
想像するに難くないですが、トキと八潮それぞれが出会うまでの詳しい前日譚は、普通に気になるので番外編とかで読みたいものですね。
寿命の違うふたりの未来がどうなるのかは神のみぞ知るって感じでしょうが、彼らはいつか死が分かつその時まで、変わらず一緒に美味しいものを作って食べて、時代に左右されないハレの日を共に過ごしていくんだろうなと思える空気感が最高でした。
あ~読み終わるのが名残惜しかった。きっと何度も読み返すことでしょう。

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