ガンニバル
」のレビュー

ガンニバル

二宮正明

本当にどこかの村でありそうな話

ネタバレ
2020年8月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は絵のタッチや、村の設定が彼岸島を彷彿とさせましたが、彼岸島よりもずっとリアル。(というか彼岸島はもはやなんでもありのファンタジーだけど)

食人は日本でも明治時代になるまでは存在していたことが恐ろしい。でも考えたら酷い飢饉であればするしかなくなるのかも。あとは宗教的にも人を生贄にしていたとかはよく聞く話だし。

ストーリーが、今もどこかの村でひっそりと行われているんじゃないかと考えさせられるほどしっかりとしていて、リアルです。

猟奇的殺人とかを題材にしている作品とはまた別の怖さがありました。
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