ママ友がこわい
」のレビュー

ママ友がこわい

野原広子

怖いですね

ネタバレ
2020年8月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後が怖かったです。
トラブルをさけたかったら寂しくてもつるまないのが一番です。
主人公が感じていたように、他の人が大勢でわいわいしてると楽しそうでうらやましくもなりますが、ママ友づきあいの楽しさの裏には大変さもあるということを理解して、わずらわしさと楽さとのどちらを選択するか決めればいいと思います。
一番いいのは、時間をかけて程よい距離のとれる気の合う人を見つけて、お互い負担を感じない程度にお付き合いすることですね。
主人公は情けをかけてしまったため、この先も苦労しそうな終わり方ですが、本当に嫌だったらきっぱりと付き合わないことを選べばいいだけだと思います。
幼稚園の時にくれくれママがいて、最後には幼稚園関係ではない私の友達の子供さんの服まで『いらなくなったらもらえるように頼んでほしい』と言われあきれました。
なので、幼稚園の外での誘いは例え公園に行く程度でも断って、園でも挨拶だけにとどめていたら、年長にあがった頃から向こうから声をかけてくることがなくなりすっきりしました。
他で私の悪口を言っていたかもしれませんが、全員に好かれるのは無理ですし、皆にくれくれだったようなので、同じように不快に感じている人にはわかってもらえてるだろうと思っていたので平気でした。
そんな昔のことを思い出したりもしましたが、概ねフィクションとして面白く読ませていただきました。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!