王子と間に合わせの妻
」のレビュー

王子と間に合わせの妻

リン・グレアム/麻生歩

説得力が…。

2020年8月30日
麻生先生の本は、ほとんど読んでいるのですが、時々原作に首をかしげてしまう作品があります。ご都合主義的な内容の時に、です。今回も、そんな風に感じてしまいました。まず、主人公の女性に軽薄な感じを受けました。いくらお腹が空いているといっても裸同然の格好で台所をウロウロしますかね? 最初の借金の申し入れに関しても、王公貴族に元使用人の娘が借金を申し込むなど首をかしげましたし…。で、登場人物や設定に説得力がなく、ストーリーに入っていきにくかった。残念!!
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