傷心公爵令嬢レイラの逃避行
」のレビュー

傷心公爵令嬢レイラの逃避行

染井由乃/鈴ノ助

どっぷりつかる。

ネタバレ
2020年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 余りに身勝手な妹、両親、王太子の言動に対し怒りに震え、健気な主人公の不憫さに泣くこと数度、途中で止められず、結局夜通し一気に読み終えました。まさかそんな救いのない終わり方ではないはずとは思いつつも、かなり後半までハラハラさせられました。(いえ、ちゃんと伏線は張られていたのですが、前半の怒涛の不幸に心折れかけた身には、この先これ以上の理不尽が生じても不思議じゃないと少々強迫観念気味だったのです。)主人公の幸せな結末だけをひたすら信じて読み進め、読後私も報われた思いです。気持ちの浮き沈みの激しさのため軽い眩暈を感じてはおりますが 笑
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