Dear,MY GOD
」のレビュー

Dear,MY GOD

朝田ねむい

BL+αが味わえる

ネタバレ
2020年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 朝田先生の作品を読むのは「Loved Circus」「マイリトルインフェルノ」に続いて3冊目ですが、毎回胸がイテテってなったり、ゾクッとしたり、簡単に読めなくてこちらの本は買ってしばらく置いてました。今回は2作品入っているので今までに読んだものに比べサラっとしています(朝田先生比)。表題作は依存体質の少年(リブ)と神父(ロース)のお話で闇堕ちかと思いきや、リブの世界の広がりが期待される余韻のある終わり方でした。ぜひその後のお話も読みたいです。もう1つはこちらも神様絡みのファンタジーもので拾った花から始まる、求めよさらば与えられんというようなお話で、不思議な雰囲気で少しせつなくて優しくてとても好きです。今回も忘れられない感慨をもたらしてくれる作品でした。2015年12月 総202ページ 修正=見えない構図、1部トーン+白抜き、アウトライン。
いいねしたユーザ9人
レビューをシェアしよう!