どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。
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どうも、好きな人に惚れ薬を依頼された魔女です。

六つ花えいこ/vient

甘々だけど、盛り上がりに欠ける

2020年10月5日
2巻の感想です。
婚約~結婚までの話だったけど、なんかイマイチ盛り上げに欠ける話だったなあと思った。1巻で印象に残っている所は?と聞かれたらいくつかあるが、2巻で印象に残る所はない。
事件が起きていることをロゼが知るのは後半になってから。その事件も関係者の立ち話で終了。うーん、あっけない山場。
ロゼとハリージュの距離感もあまり縮まらず、お互いが妥協しあう形に収まる。
他に気になった点といえば、結局「魔女は法に縛られない」って何?
縛られると災いでも起こるのか、人間がビビッて忖度しているのか、国家と魔女間で契約しているのか…その辺を説明してほしかった。
ロゼは度々「魔女は法に…」を逃げ口にしているのに、なんで周囲がそれを当然と受け入れているのかが分からなかった。

続編ではなく、1巻のオマケ番外編、みたいな本だと思ったほうがいい。
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