このレビューはネタバレを含みます▼
最終的にどえれぇ格好になるまでを追うことがBLの一つの楽しみ方だと思うのですが、これはもう読めなさが最高でした。小笠原くんは性的なことを想起させないキャラクターです。魚が大好きで、彼の回りは魚のことでいっぱい。そんな彼に振り回されるクラスメイト。小笠原くんだけで成り立つ少年漫画すらありそうな、純粋で汚れなき存在感。
だけど、だけれども!そんな極上な存在感を放ち自立性のある彼が、BL漫画の攻ポジ。
二次創作されるまえに公式でBLだったというか、いやそもそもBLのカテゴライズなんですが、一瞬認知が歪みました。そう、このギャップこそがときめき。由利くんの、あの小笠原くんで…!という気持ちが痛いほどよく分かります。
これはもう海繋がりで熱海の某館に展示されてほしい2人です。
火のない所に煙は立たぬ、立たぬなら、タたせてみようホトトギス‥