好みが分かれる作品かも？

ネタバレ

2020年10月15日

このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いです。単話で出ていた時からずっと気になっていて、一冊に纏まるのを待って購入。作者さんのファンなのでちょっと甘めレビューになるかもですが、★５つ付けました。
今作は大学で宇宙科学を教えている安曇先生と天文が大好きなツンデレ大学生・彗のお話で、表題作のみ全６話＋描き下ろしで表紙込み合計168ページ。安曇先生はもともとゲイで顔良し頭脳良しのハイスペックですが、好きな子の泣き顔を見て喜ぶタイプ。顔が好みだった彗の泣き顔を見てすっかりスイッチが入って…という始まりです。始まりが若干無理やりなのと、一旦彗から距離を置こうとした時の理由がちょっと自己中心的かなぁと少しモヤっとしました。ドSとは少し違うような気もしますが、彗にきちんと好意を伝えるところは好感が持てました。一方の彗はノンケでもともと安曇先生には好意はなかったのに、迫られて絆された感じです。安曇先生のことは格好良くてハイスペックだと認識してはいたので、口では嫌いと言っていても潜在的には好意があったのかな。ともあれ、外見は可愛いし泣き顔も可愛かった。ハッキリした性格も良かったんですが、安曇先生を好きになるまでの心情の変化がもう少し分かりやすければ尚良かったかも。全体的に、確かにムムム？と思うところはあったんですが、個人的にはそれを上回るキュンがあったので★５つにしました。

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*miho* さん

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