恋と弾丸【マイクロ】
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恋と弾丸【マイクロ】

箕野希望

単行本版でも書いてますが書ききれない事を

ネタバレ
2020年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ おおよその感想は単行本版で書きましたが他に気になる点を何点か。 ・「中高とバスケやっててゴール外した事ない」→すごい嘘で驚く。でも6年間幽霊部員で実は練習も試合も出た事がないというなら話は別である。 ・「友達の言うことはわかる(心の声)」→まず心の中で思うことで、友達の事を友達とは言わない。A子とかB美とか、心の中なら実名が出るだろう。いくらモブとはいえ作者は友達に名前すらつけてやる気がないとは悲しい。 ・暴力団の名称入りの名刺を示す行為は平成4年施行の暴対法で禁じられている。エリートヤクザ( )の桜夜にしては軽率すぎる。 ・子宮が疼くキス→こ、これについて言及しないわけにいかないだろう…真っ当な読者にはまさに死球となった迷言。その後下腹部が本当に疼き出すユリ。こりゃコントだ。 ・いくら桜夜が夜の店の関係者とはいえ、もらった名刺の数々をお見せして、というママさんはあまりに軽薄。個人情報の重要性が問われる現代の漫画とは思えん。作者はバブル期からタイムスリップしてきたのか?さらに、正式にうちで働かない?時給は今の8倍出すわと言うママ。その時点で時給3000円なので、8倍ということは時給24,000円。1日5時間働くとして日給12万。売上高計算でなく固定でそれだけ給与を出す店など存在しない。高級ソープでもあり得ないだろう。やはり作者タイムスリップ説は濃厚な気がする。それならば暴対法を知らなくても頷ける。(いや編集は仕事しろよ…)
いや〜冒頭だけでもいろいろツッコミ要素が満載である。この漫画はいわばボケなのであって、ツッコミに飢えた人間こそ読むべき漫画だろう。
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