このレビューはネタバレを含みます▼
中華舞台のファンタジーらしく、読みにくいし覚えられない漢字満載と中華歴史ものらしい妲己ばりの残虐な刑罰。
でも死ねない体で受ける刑罰の数々より、自分が裏切られるなんて思ってもみなかった相手との約束が守られなかった事が辛いという、もうもうもう心がギュンギュン痛かったです。
結末はこの先希望があるよねっ?てとこで終わってます。
もし続きがあるなら、裏切った相手の心情も読んでみたい。
この本では曖昧に書かれていたけど、この人も辛かったんじゃないだろうか、恐ろしい恨みを抱えての生涯だったけど、実は後悔もあったんだってシチュで主人公に救いを与えて欲しい。
恨まれるのも辛いけど、恨みつらみに囚われた生涯もきついわ。