このレビューはネタバレを含みます▼
2巻待ち望んでいました。
べなと壱が旅を通してしっかりと築かれていく絆?信頼関係にうるうるしながら読んでいたのに…
二三とダンゾウ回で号泣…しばらく前が見えなかった。
時代もあるんだろうけど、気持ちがやっと通い合えたのが最期だからというのが本当に辛すぎる。
ダンゾウが言葉を発せず佇んでいるのを見て、彼は今何を考えて何を想って生きているんだろうとそれを考えただけでも涙が止まりません。
でもべながはっきり言ってくれた。淀みのない言い返せないくらいすっぱりと。
すごく遠くてすごく小さいかもしれないけど、ダンゾウの地獄の先に光が見えた気がして、それが救いだった。地獄だと思った二三の居ない世界でもちゃんと想いを寄せれた、通じ合えた事を幸せだったと思って生きていって欲しい。花火とても綺麗だった。鬼にはならない、乗り越えて欲しい。