ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました(コミック)
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ハズレポーションが醤油だったので料理することにしました(コミック)

リスノ/富士とまと/村上ゆいち

専業主婦の承認欲求のための異世界転移

2020年11月16日
料理がメインでハズレポーションが醤油だったという発想はよかったと思うが、
料理の概念がない異世界でニンジンやタマネギ、お米まであるし収穫してないのに腐らせたりしてないし、必要な材料がほしいタイミングで収穫できるのが都合がよすぎる。

異世界にある材料で主人公がどう料理をするのかではなく、
主人公の都合にあわせて欲しい材料が無理やり出てくる。

話が進むと料理だけではなく、ストーリーまでが主人公の都合にあわせて修正されていく感じ。


「水よ、温度を下げ氷となって我が前に姿を現せ」って詠唱も変。

ゲームをしたことがない、または知識がない人が書いたのではないか。
専業主婦が異世界に行って料理を作ったら喜ばれてスゲーみたいな話だが、要は元の世界でクズ旦那に言われたことに対する「専業主婦の承認欲求」が全面に出てる感じがとても鼻につく。

しかし、登場キャラにイライラすればするほど続きが気になる私にとっては評価をあげざるをえない。
それでも☆2が限界です。
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