このレビューはネタバレを含みます▼
読みホにて。ものすごーく好きでビックリ。幼い頃から一緒いる2人ですが、アーサーは貴族でロランは使用人という身分差がある中、お互い想い合っているけれど、ロランは自分の立場を踏まえ、身分差がある事、男同士である事で頑なにアーサーを受け入れません。そして関係は昔とは変わって笑いあうことはなくなります。想いは強いけれど、その分また、身を引く強い意志にも、深い愛を感じます。最後のアーサーの覚悟もまた同じで、どれだけロランを愛していたかが良くわかります。絵がたまに角度によって微妙になりますが、綺麗でとてもお話の雰囲気にあっています。読後感のとても良い素敵な作品でした。