このレビューはネタバレを含みます▼
あまり文章の上手さとかわからないのですが、これはとても読みやすくて表現が他にない感じの美しさをもっている作品だと思いました。ストーリーも見えない世界から見える世界に来た数真と見えるけれど見えない世界にいる縁の孤独や苦しみが描かれていて深みを感じました。縁が来るもの拒まない性に奔放でアッサリしていたのに、数真とのH以降は思考や言動が女子っぽくなったようでそこはちょっと違和感がありました。すぐに切り捨てようとしないで数真と離れることにもう少し葛藤してほしかったです。でも読後感はとてもよかったです。イラストもすごくいいです。2013年2月。