このレビューはネタバレを含みます▼
なんて可愛い二人の恋。ずっとドキドキとキュンキュンとニマニマが止まりません。これぞラブストーリーのお手本のようです。そりゃ、君に恋するはずさ。
イケメンハイスペックな北大路。少女漫画が大好きなオタク君です。でも、少女漫画好きで何が悪いのかな？好きなものは好き。ただそれだけの事。彼氏が漫画好きなら一緒に楽しめるでしょうに…おおっぴらに出来ないのが辛いとこだね。そんな夢見る乙女な北大路を、否定しなかった有馬も素敵。きっと好きな人の趣味を理解したいという健気な気持ち。
お互いに、ちょっと勘違いで秘密がバレた二人。うーん、どっちも悪くないからねぇ。ノンケとゲイでボタンを掛け違えたけれど、違ったならまた直せばいいんです。好きな気持ちを隠して意地をはろうとする有馬も切ない。戸惑いながら、ずっと意識している北大路は、恋に恋しているように見えないワケでもない。だけど、自分が自分らしくいられて、一緒にいたいと思う事こそ大事な気持ちだと思います。まぁ、気持ちだけで恋人関係が成り立つわけではないから、男の身体を抱けるかってなったら、デリケートな問題だなぁ…有馬が撥ね付けた気持ちもわかる……はぁ、切ない。
北大路にとって、何が大事かですよね。いつまでも夢見る乙女じゃいられない。大切な人見つかって良かったね。彼氏になった北大路は、どこまでも王子様でした。
一番のキュン処は、北大路にもらったウサギのぬいぐるみを、いとおしそうに見つめる有馬でした。もう、それが逆に、一途な想いが切なくて…めっちゃ良かったです。
あと、有馬のお姉さんがナイスアシストで、素敵な姉弟愛でした。
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