このレビューはネタバレを含みます▼
私も吃音持ちですが、瑠璃君の吃音の描写がめちゃくちゃリアルで、今まで読んできたBLで一番泣いてしまいました。
食堂は喋らなくていい食券制を選ぶというような小さな吃音あるあるから、焦ってるから話せないんだと思われてしまうこと、大体の言葉は言い換えられるけど、人の名前などの固有名詞はどうしてもつまっちゃうことなどの吃音ならではの悩みもめちゃくちゃ共感できました。
言葉が話せないと、本当に色んなことがそれに伴って出来なくなっちゃうんですよね。しかも、吃音はまだ一般的に知られているわけではないので、言葉がつまると変な人って思われる始末。
この漫画は本当に全て共感できて、同じ吃音の人と悩みを分かち合えたような気分になりました。
しかも受けが可愛いかった…!