狡猾ではあるが

ネタバレ

2020年12月1日

このレビューはネタバレを含みます▼ 自分より強いものを創り出し、それを隠れ蓑にして君臨する。ズルいですね。当初はそう思っていましたが、読み進むうち、そういう作品ではないとわかりました。

むしろ、陰陽術を使って問題解決にあたり、悪を倒し困っている人を救うという、正義の味方でした。目立ちたくないとか言いながら、きっちり目立ってますし。

救う対象が、ほぼ女の子ばっかりなので、じわじわと女の友達が増えていきますが、ハーレムになる訳でもなく、そっち方面は至って健全です。

女の子からの好意に鈍い主人公という構図はよくあるパターンで、この作品でも奴隷の子の好意をわかってあげていません。奴隷の子も積極的では無いので、そういうところはちょっと面倒ですが、物語の彩りって事で。

面白いと思います。

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心焔さん

(男性/50代) 総レビュー数：297件
ペネロペちゃんさん

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