このレビューはネタバレを含みます▼
本編3巻、外伝2巻。
どちらも次が気になって一気読みしたくなります!
本編ではセージの絶望感と、ただ一つの大切で特別なものへの渇望を。何度も涙が出てしまいました。愛と憎しみは紙一重。愛を得るまで何度も何度も傷つくのが不憫でした…。が、それも大きな花を咲かせるまでの辛抱なんですね。
外伝では拗らせの2人のやりとりに爆笑しつつも、孤高なシアンの渇望も見え、切なくなってしまいました。愛されたかったの愛されなかった孤独が辛いです。愛されたいからこそ、相手を試してしまう…子供なんですよ。芯が。まだ怖い。
そして、ウィロウがカッコいい…!
スパダリか?と、言いたくなるくらいに我儘を包み込む大らかさが凄いですよ。もっとイチャコラして欲しい。
これで終わりは寂しい…。
コミカライズ版も読んでますが、続き…ないですかね、商業発表。恵庭先生!
絵歩先生の挿絵、美しくて満足してます。