このレビューはネタバレを含みます▼
加納、佐々木、藤川の三人組は、見た目が派手で時々ケンカやサボりもする高校一年生、ちょっとしたことから同クラスの真面目メガネの片桐を知ります。ある日、一人で下校していた加納は、街中で不良に絡まれ物陰に連れ込まれる片桐を見かけます。正義感の強い加納は、すぐに後を追いかけますが、そこで見たのは学校とは全く違う片桐の姿でした。そこから、片桐に一目惚れした加納の猛烈なアタックが始まります。バカがつくほど自分の気持ちに正直で、素直で明るい加納が、訳ありの片桐の心を和らげてゆくと同時に、ストーリーを引っ張ってゆくので、DKものならではの初々しいキラキラ感に溢れています。絵と線がきれいで、３回あるキスシーンが、どれもとても印象的でした。主人公CPだけでなく、友人達の姿も描かれていて、スピンオフの『恋に気づいたその日から』は、藤川×佐々木です。まだ完結していませんが、加納×片桐も脇で登場しています。
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