やさしいよ、やさしい恋だよ！

丸々表題作。225P/あっさりエロあり。修正白抜き/内容★5、キャラ★5、終わり方★5/☆ストーリー☆貞操観念がゆるめで遊びを楽しむゲイの出口。飲みに誘われ行ったスポーツバーで知り合った小野田の柔らかくて温かい雰囲気に惹かれるがノンケを好きになっても未来は無い、友達だったら側に居られる。でも俺は友達でいいのか？ずっとそんな言葉を飲み込み続けて3年が経った。この3年間、毎日1分1秒もずっと小野田が好きだった出口。会話の流れからついに溢れる想いを告白するも小野田に冗談だと思われてかわされてしまう。そんな反応にどう返せば良いか分からずその場を逃げる出口、その様子が気になり追いかけてきた小野田に今度は誤魔化さずに本心を伝え小野田の答えを待つ事に…。一方、出口の気持ちを知った小野田は…悩んでいた。気の毒なくらい悩んでいた。気持ちには応えたいが同じ気持ちになれるのか…。そんな中出口と言い合いになる出来事があり、そこから距離ができてしまい始めて小野田は自分の気持ちに気づく。と、言うより前から自分の中にあった感情を自覚した。//今さらですが…もうお気づきの通り「どうしても触れたくない」の小野田の話しで外川や嶋もちょいちょい出てきます。小野田の柔らかい雰囲気と真面目でドM…じゃなくて優しさがより良く出てる作品でした、出口の口の悪さと実は結構オトメな部分のギャップも良い。恋人同士になってからの2人の不器用で下手な愛情表現の中にもいっぱいの好きが詰まってて、二日酔いでスケベに侵食された体が浄化される作品でした。