1人と一人の3650日 【短編】
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1人と一人の3650日 【短編】

hitomi

そんなに自分をいじめないで!

ネタバレ
2021年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんて陰気な表紙なんだ...と躊躇しつつも、作者様の前作「未熟な僕らは夏に為る」が良かったので、読んでみました。
っていうか、こちらは分冊版で、単行本版が出ていたのに、またやってしまった...こっちを先に買って読んでしまいました。しかも単行本版には「未熟な僕ら〜」のその後が描かれた番外編が掲載されているとの情報をたった今知りまして、自分のアホさ加減に呆然としているところです。
えー、それで感想なんですが、予想通り暗く重く病んでいました...辛い...
高校の同級生の10年後の再会モノなんですけど、受け、病みすぎ、闇すぎ。過去の出来事、まあ罪悪感ある思い出かもしれないけど、そこまで自分をいじめなくてはいけない案件だったか?真面目すぎるよー(涙)
攻めが真っ直ぐ一途で優しいのが救い。
あと、絵柄は前作よりクセあり、所々に質のゆらぎも見受けられました。でもあくまでも前作に比べての些細なもので、やたら上手いことに変わりはありません。
一応ハピエンですが(そうじゃなければ辛すぎる!)SM的プレイや強○シーンも複数回でてきますので、苦手な方、ご注意を。
私はちょっと受け付けない感じのお話だったので、ごめんなさい、星3にさせてもらいます。
(でも前作の番外編読みたさに単行本版も買っちゃうんだろうけど...)
そして同作者様のライトノベルがあるようなのですが、これは一体...
イラストではなく原作担当ということですよね?
漫画も描けて小説も書けるって...神は二物を与えられたのですね。すげえよ!!!
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