暴君竜を飼いならせ
」のレビュー

暴君竜を飼いならせ

犬飼のの

次巻が待ちきれない!

ネタバレ
2021年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 巻を追うごとに作品の世界にどんどん引き込まれて行きます。
特に皇帝竜が登場する7巻以降は可畏と潤に感情移入せずにはおれず、また、双子ちゃんたちの可愛さに癒されながら、泣いたり笑ったり手に汗握りつつ何度も何度も繰り返し読んでいます。
最新刊の9巻では、よりいっそう可畏と潤の心の葛藤や成長を感じます。そして、暴君竜のプライドを傷つけられても、苦しんで苦しんで悩んで悩んで、最後には自分の弱さを受け入れたうえで、ツァーリの血をひく子供を自分の子として家族に迎え入れる決意をした、一回りも二まわりも大きくなった畏にグッときます。
可畏大好き!
可畏はどんどんどんどん本当にいい男になってくる!
読むのが辛い展開もありますが、今は不憫なミロくんも、優しくて可愛い倖兄ちゃん、何よりも家族を大切にする愛情深い両親(可畏と潤)、そしていつかは「ジーウはコーたんとミロたんのにーたんらもん!」って言って弟たちを守ろうとしてくれるだろう慈雨と一家5人で幸せに暮らせることを願います。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!