眷愛隷属
」のレビュー

眷愛隷属

夜光花/笠井あゆみ

ステイホーム推薦図書 BLファンタジー枠

ネタバレ
2021年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻では無自覚ながら独占欲全開、好きな子はいじめ、でも主人公ピンチには絶対助けに入るひねくれ有生が、5巻では悪態つきつつもデレデレに慶次を甘やかすまでの変化が楽しいです。
当たり前のように弐式家ではカップル認定されてるところもほんわかです。
理性を失うとケモノ耳が出る設定など他の小説では見向きもしませんが、これは笠井先生の表紙挿絵ともにとってもマッチしてます。動物好きでもないのに表紙の子狸がとにかく可愛く思える!「ご主人たまー」と呼びかける姿も可愛らしい!
素直で熱血だけどちょっとおつむの弱い、たまに昭和センス全開の慶次とのバディもので進むお仕事部分もワクワクしながら読めます。
続編はもちろん、SSや番外編などをまとめたものもいつか読みたい作品です。
討魔師と神職それぞれの道に進んだ如月兄弟編などもぜひ!
3巻は有生の兄耀司の話ですが、耀司もカッコいいです。
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