このレビューはネタバレを含みます▼
「恋をするには透明すぎる」のタッグに既刊があると聞きつけ、まずはyoshi先生オリジナルの既刊を完読してから、最後に阿賀さん原作のこちらを持ってきました。
ネームと作画の分業かと思っていましたが、ネームもyoshi先生の担当だったんですね。あとがきでどんな風にこの漫画が作られているかが説明されていました。こんなに複雑な行程を辿っていたとは!「恋を〜」のレビューに間違った情報を書いてしまったから、後でなおさないと。
それで、感想なんですが、ここ最近で一番泣きました。レビューの書き方、とても迷います。今の気持ちを書きたいけど、これから読む方にはまっさらな気持ちで読んでほしいとも思うし...まずは支障のない範囲でいきますね。
概要は、芸能界モノで、孤高の美を放つ俳優の受けと、受けの美しさだけでなく孤独やあやうさに共鳴し惹かれ守ろうとする専属ヘアメイクの攻め(ゲイ)が織り成す物語です。攻めが言うところの「野生動物」のような受けが少しずつ心をほどいていく過程は「なつく」などという安直な表現では語りたくない。そう、本当に少しずつ緩んでいく感じ。でも少しの笑顔は見せても涙は見せない...というところでしょうか。
以下、素直に感想を書くので、ラストネタバレになるかと思います、知りたくない方、フォロワーさん、ここから先は読まずに本編を読んでください〜!
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いや、もう、マジで泣きました。
終盤、ラストへ向かう不穏な空気、嫌な予感で、そんなバカな、そんなハズないと、悲しくて悲しくて。そんなの嫌だ、、、と思ってページをめくるのも怖くて、涙が止まりませんでした...もし描き下ろしがなければ、私の心はいま生きていませんよ...これはしばらく立ち直れなかったと思います。読了直後の感想は「もう!心配させて!!ぐっすん!!!」て感じです。
ラストへ向かう中で、やっとやっと見せたその涙、それが、そんな悲しい出来事が起きてからやっと出た涙だなんて、辛すぎてもう私の心が瀕死でした。最終的に取り越し苦労でよかったです。きっと胃潰瘍だったのよ...そうに違いないわ。ああ、だれかと語り合いたい...レビュアーが交流できるルームがあればいいのに。フォロワーさん、ぜひこの漫画読んだらレビュー書いて下さい!待ってます!
熱すぎて自分がキモいです...!