ラークスパーの檻
」のレビュー

ラークスパーの檻

岡本K宗澄

2億を払える男と2億の値がつく男の濡れ場

2021年2月18日
初読み作者さんの新刊。すみません、私のレビュータイトルにお借りしてしまいましたが、フォローしてる方の「2億を払える男と2億の値がつく男の濡れ場」というレビューがもんんんのすごく気になって読みました。(この煽り、すっごく良いですよね。私みたいにこの煽りで読む方、他にもいると思う。出版社さんは、これを帯に書くべきです!)
オークションものって、BLのカテゴリにあるようで、冒頭は一体どうなるんだろうとかなりドキドキ、でも実際は一途溺愛もので、なぜか登場人物みないい人です。後書きに、作品本体では描かれなかった裏設定もあって、いろいろホッとします。煽りの濡れ場は、そりゃあもう、、、なんて私まで煽ってしまいそうですが、美しい絵柄そのままでたいへんごちそうさまでした。
ところで、2億の通貨単位はなんでしょうね。ドルかユーロかポンドか。。舞台は外国だけど、きっと台詞は日本語訳されてるから、日本円換算で2億円なのかな。
あと、タイトルのラークスパーって、寡聞にして知りませんでしたが、チドリソウという草花の名前なんですね。確かに写真で見る咲き誇ったラークスパーは檻みたいに見えました。このタイトルのセンス、好きです。
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